ABOUT
“美味しい”なのに“健康的”
白砂糖・小麦粉・添加物不使用。
食作家 園山真希絵が、
世界を旅し、
人と食の巡り合いから生まれた、
美味しくて体想いの商品をお届けします。

一番大切なのは、
「心身の健康」と
「自然を守ること」
自然界無くしては、私達は存在しません。
そして、心身共に健康であるからこそ、毎日イキイキと過ごせます。
そのための“健康”に欠かせないのが、
「人を良くする」と書く「食」です。
『sonoyama』は食作家 園山真希絵が、10代の頃に酷いニキビとアトピーと肥満の三重苦に悩まされ、食を見直したことによりそれを克服し、体が丈夫になり、さらに精神的にも逞しくなった体験をもとに開発した、「心身の健康」を考えて作った商品です。
無添加に拘って開発しているため、想像通りの味に辿りつくまで何度も試作を繰り返し完成させたこだわりの逸品になります。
現代は、食べることが当たり前になりすぎていたり、間違ったダイエットのために「○○を食べたら太る」などと考えたり、本来感謝すべき自然や食に対する感謝の気持ちが薄れがちな風潮を感じます。
飽食の時代だからこそ、もう一度、「真の食」とは何かを見直し、私達を生かしてくれている自然と食を大切にし、自分自身の「心身の健康」も大切にしてほしい。そんな想いを込めています。

より良い社会に
より良い世界に。
認知度の低い食材や
フードロス食材をつかって
日本はじめ、特に先進国の小売店では、商品の見栄え(形・サイズ・重さなど)に高い外観品質基準があり、それに対して、加工業者や生産者は、その規格に合う食品を作ることになります。
多少の規格外品であっても、味や栄養価・安全性には問題がないはずですが、規格外ということで廃棄されています。
また、大量に作りすぎて行き場がなくなり捨てられる、という現状もあります。
『sonoyama』ではそういった「味や栄養価・安全性には問題ないのに廃棄されている食材」や、都市部ではあまり流通していない「その土地ならではの食材」を積極的に使い商品を開発することで、フードロスや過疎化の進む地域への貢献などにも取り組んでいます。

“美味しくて健康的”の法則
現代におけるいわゆる「体に良い」「ダイエット」から見た栄養学では、栄養素やカロリーが重視されています。 もちろんそれらも大切ですが、食材同士の組み合わせや食べ方も大切です。
古来より漢方では「医食同源」(健康のためには医療も食事も本質的に同じで、ともに重要とする考え方)が健康の源だと言われ、これはタンパク質や脂肪・糖質・ビタミンなどの栄養素だけを考えるのではなく、食べ物には、漢方薬と同じような薬理作用があると考えられているからです。
東洋医学では、食物を「甘味・酸味・苦味・塩味・辛味」の五味に分類し、「甘味」は「脾臓」を、「酸味」は「肝臓」を、「苦味」は「心臓」を、「塩味」は「腎臓」を、「辛味」は「肺臓」を丈夫にすると言われています。
もともと「五行」とは、自然界の森羅万象を「木」「火」「土」「金」「水」と5つに分類した哲学ですが、漢方では人間は自然界の一部だと考え、この哲学を人間の体に応用し、同じように体を「肝」「心」「脾」「肺」「腎」の大きく5つに分類しました。これが「五臓」という考え方です。“五臓六腑に染み渡る”の五臓もここからきています。この分類法は五角形で、それらをうまく組合わせてバランスよく摂取していくことが大切とされ、この「五行の五味」を料理に応用したのが「薬膳料理」です。

sonoyamaの味
「二味配合論」と
「三味配合論」
各器官が弱っている時、摂取すると良いとされている「五味」ですが、同じようにこれらの器官に負荷をかけることもあります。
例えば、「水」の臓器である腎臓が弱った場合、「水」の気を持つ「塩味」を摂ると「水」の気が補充されて腎臓には良いのですが、「水」に剋される「火」の臓器が弱るので、それを補うために「火」の気をもつ「苦味」を与えてバランスを取ります。
これが「ニ味配合論」です。甘さの隠し味に塩を入れるのもこの原理です。
また各々の親子関係は「肝」を例にとってみると、「心」は子、「脾」は孫、「腎」は親、「肺」は祖父母となります。漢方や薬膳の配合原理に当てはめると、自分(肝)のための「酸味」、相克相手である孫の脾を補う「甘味」、子の心を補う「苦味」の三味を配合します。
これが「三味配合論」です。
結果、全ての味が関わってくるためバランスよく補うことが重要になってきます。
甘いものばかり食べていると脾臓を補うことはできても、相克関係にあたる腎臓を弱めることになるというわけです。白砂糖ではさらに体も冷やします。
健康体で未病のためには、まず自分の体について知ることと、カロリーなどの数字だけで健康は語れないということです。
人間にとって「美味しく感じるものが一番体に合っている」ということでもありますが、その美味しいと感じるバロメーターの一つが「ニ味配合論」と「三味配合論」というわけです。
